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乾癬の種類について

乾癬の約9割は尋常性乾癬ですが、症状によって以下のような種類に分類されます。

●尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

乾癬の中で最も多い種類であり、全体の約9割を占めます。主な症状は、皮膚が赤く盛り上がる「紅斑(こうはん)」、細かいかさぶたのような「鱗屑(りんせつ)」、フケのようにボロボロとはがれ落ちる「落屑(らくせつ)」です。一般に乾癬といえば、この尋常性乾癬を指します。(「乾癬について」の項参照)

●乾癬性関節炎(関節症性乾癬:かんせつしょうせいかんせん)(乾癬全体の5%)

関節症性乾癬イメージ

関節リウマチのように関節が腫れたり、痛んだり、ときに強い変形をきたすこともありますが、関節リウマチではありません。症状は、手と足の指の関節に多く見られます。乾癬だからといって、関節症性乾癬を必ずしも発症するわけではなく、また乾癬の皮疹がひどいからといって関節症状がひどくなるわけでもありません。

多くの場合、乾癬の皮疹が出た後に関節の症状が現れてきますが、それは皮疹が出てから数ヵ月後のこともあれば、十数年後のこともあります。乾癬の患者さんで関節痛のある場合、なかでも指の関節に乾癬の症状がある場合や、乾癬の爪病変がある場合は、関節症性乾癬の可能性が高いといえます。
日本では、近年、関節症性乾癬と診断される患者さんが少しずつ増えており、乾癬全体の3~5%程度を占めています。

●滴状乾癬(てきじょうかんせん)(乾癬全体の3%)

滴状乾癬イメージ

若い人に多く、溶連菌感染(扁桃炎)の後などに、水滴ぐらいの大きさ(直径1cm程度)の小型の皮疹が、急に全身に現れます。多くの場合、溶連菌感染の治療によって治りますが、慢性の病気である尋常性乾癬に移行してしまうこともあります。乾癬全体の約3%を占めます。

●乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)(乾癬全体の1%)

乾癬性紅皮症イメージ

尋常性乾癬の皮疹が全身に広がり、皮膚全体の80%以上が赤くなった状態をいいます。最初から紅皮症化した状態で発病する患者さんは極めてまれで、未治療や不適切な治療、薬剤や感染症などの影響により、尋常性乾癬から乾癬性紅皮症に移行してしまう患者さんが多いようです。発症する割合は少なく、乾癬全体の約1%を占めます。

●汎発性膿疱性乾癬(はんぱつせいのうほうせいかんせん)(非常に稀)

汎発性膿疱性乾癬イメージ

発熱、悪寒、全身倦怠感などを伴い、急激に全身の皮膚が赤くなり(紅斑)、その上に無菌性の膿疱(うみを持った状態)が多数現れてきます。放っておくと全身衰弱などにより死にいたることがあります。汎発性膿疱性乾癬は、尋常性乾癬の経過中に生じることもあれば(尋常性乾癬の最重症型)、乾癬の症状がないのに突然生じることもあります。
治療は通常の乾癬とは異なり、入院による加療が必要です。発症頻度は非常にまれですが、難治性であることや、治療に急を要することなどから、厚生労働省難治性疾患克服研究事業の特定疾患に指定されており、認定基準を満たせば医療費助成が受けられます。

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最終更新日: 2017年5月31日