病院に行く前に
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何科に行けばいいですか?
皮膚科を受診しましょう。
皮膚科医であれば、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の診断が可能です。似ている疾患[異汗性湿疹(汗疱(かんぽう))、白癬 (はくせん)(手足の白癬)、手足の乾癬(かんせん)など]もありますので、皮膚科医による鑑別診断が必要です。
また、掌蹠膿疱症では、関節や骨に炎症が起きて、はれたり痛むことがあります(掌蹠膿疱症性骨関節炎)。胸肋鎖(きょうろくさ)関節(首の付け根あたりの関節)に起こることが多く、その他、背骨や腰の骨などに生じたり[脊椎炎、仙腸(せんちょう)関節炎、股関節炎など]、手足の関節や骨に生じる場合もあります。関節がはれたり、痛んだりといった症状がある場合も皮膚科医に伝えましょう。部位や症状によっては、整形外科医やリウマチ科医と皮膚科医が連携して治療にあたることがあります。