乾癬の原因について
乾癬が発症するしくみはまだ完全に解明されていませんが、最近の研究により免疫機能の異常が関わっていることが分かってきています。
皮膚を掻くなどの物理的な刺激や、薬、感染症、ストレスなど、さまざまな理由で乾癬の皮疹は起こりやすくなります。皮疹は全身のどこでも起こりますが、特に、連続して刺激を受けやすい部位や日光のあたりにくい部位に出やすいという特徴があります。
乾癬の皮疹は、皮膚をこすったり、掻いたりしたときの刺激や、風邪や扁桃炎などの感染症、血圧を下げる薬や痛み止めなどの薬、ストレスなど、さまざまな理由で起こりやすくなります。
皮疹は全身のどの部分にでも出ますが、連続して刺激を受けやすい部位や、日光の当たりにくい部位に出やすいという特徴があります。具体的には頭皮や髪の生え際、肘、膝、腰のまわりなどです。特に頭皮や髪の生え際は、毛髪が皮膚をこするために皮疹が出やすいのです。
その特徴から、多くの場合、はじめに乾癬の皮疹が頭皮に出ます。ただ、すぐに乾癬とは気付かず、頭部のフケが異常に増え、頭がかゆい日が続くことで初めて病気に気づく人が多いようです。頭皮のほか、膝、お尻、腰など刺激を多く受ける部位から皮疹が出ることもあります。